
SONY STEREO CASSETTE DECK TC-FX6C
1981年ごろ発売。定価69800円。
2ヘッドシングルキャプスタン。オートテープセレクターはなし。
リニアカウンターとドルビーB、CあとAMSが特徴かな。あとフェザータッチも。
録再ヘッドはS&F(センダスト、フェライト)、消去ヘッドは4ギャップF&F(フェライト)だそうです。
病み上がりにドフったらいつもの完全に壊れたもののコーナーに転がってました。315円。安い。
直らなかったら解体しようと思って狩ってきたんですが、普通に動きました。ちゃんと音出ます。
残念なことにカセットリッドの金属製カバーが取れてありません。なくてもまとまってますのでおk。
ヘッドホンVOLのガリとレベルメーターLchが振り切るのが気になりますが、ほかはおおむね良好。
音のほうは普通。うん、普通。悪くはないです。でもこれを使いたいっ!っていう一手がない。
どっちかって言うと多機能なのが売りなんでしょうね・・・AMS使いにくいな。
でもこのクラスでこの音が出るならESシリーズのカセットデッキはどんなだろうね。
(゚Д゚ )ウマーポイント
BSLモーターで静か(でもソレノイドがうるさい)。
フロントパネルが金属製。ロゴがプリントなのも質感を高めている(ような気がする)。
マイク入力。777ESですら持っていないものをこやつは持っているのだよ(年代がry
総じて「やっぱりデザイン」なんだろうな・・・。
( ゚Д゚)マズーポイント
フェザータッチすごく微妙。あれ?押した?押せてない?みたいな。
録音ボリュームが使いにくいです先生(
ACのCMがすごく病みます(テレビ離れが加速中)。
わかってんだよんなこたぁ。
追記で分解清掃。配線スパゲッティはデフォなんだろうか。

入手時の状況。青いテープがものすごく謎。

よくかんがえたらドフのジャンクが高いだけでこれが適正価格。
1kまでなら許せる。ものよっては2k。でも10kは理解しがたい。カビたアンプにだれが万札なんぞ出すか。

ヘッド周り。汚くない。ヘッドには型番の刻印があります。
オープンリールみたい。

裏にはこんなシール。昭和63年ってことかな?

中身。右側の基板はドルビーC関係です。
地味にFOR AUDIOとかかれたコンデンサが使われています。あとヒートシンクが銅メッキ(銅製?)。おまけにネジも。
それなりに金かかってますねぇ。

メイン基板にはこんな表記。TC-FX5Cとも共通だったようです。
・・・TC-FX6CはTC-FX6にドルビーC追加したモデルじゃなくまったくの別モノってことか?

裏面。配線スパゲッチー・・・。
ヘッドからの配線は半田付けになっています。

動作確認中の様子。値段が値段だけに煙でないかとか心配なわけですよ。

フロントパネルをはずそうとしたら発見。まさかサービスがやったとは考えられないのでくそうさきをこされたか(
ねじは交換しておきました。

フロントパネルから延びる線を摘出中の図。スパゲッチー・・・。
3つのコネクターなんでわかりやすいっちゃあわかりやすいんですが・・・。

フェザータッチとはここのこと。メンブレンキーボードに近い構造ですね。
クリック感がないのは斬新というか不安というか。

・・・(` Д )・・・。
これはこれでいいのか・・・?

ものすごい勢いで開くカセットリッド。ダンパーのOリングがへたっているためでした。
Oリングのかわりに輪ゴムを巻いておきました。315円だし・・・。

レベルメーターの振れはここの半固定抵抗で調整できる・・・はずなんですが。
ちっとも変わりません。Rchはこれで変わるのにLchは変わらない。なぜ?
とりあえずはヘッドホンVOLのガリとともに保留です。
以上です。もっと深部までばらせって話なんですけどね。忙しいので(宿題で)。
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- 2011/03/27(日) 19:45:38|
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