YAMAHA CA-1000III

YAMAHA NATURAL SOUND STEREO AMPLIFIER CA-1000III
1976年発売、標準価格128,000円。
部品配置からローノイズ・低歪率を求めたプリメインアンプ。CA-1000シリーズの3代目にあたり、CA-2000のベースともなったモデル。
出力はB級8Ω時100W+100W、A級8Ω時20W+20W。
兄貴分CA-2000と見た目は同じなのですがどうも人気はイマイチ?相場はお手ごろです。
定価で3万円の差は微々たるものなのか、それとも?
例のごとくオク入手。相場より少し安い値段でしたが、届いたものはかなりの美品でした。
動作はなんら問題なし。スピーカーセレクターが接触不良気味なので接点洗浄しました。
メーター照明が切れているとのことでしたが、ラッキーなことに切れてませんでした。

このメーターの触れが緻密で見てて飽きません。淡いグリーンがかった照明もおしゃれ。
当然ですが普通に聞く時は大きくは振れず、-40dBぐらいまでで跳ねてます。出力換算0.01W前後?
録音出力レベルに切り替えると振り切れることが多々・・・最近のCDは録音レベルが高いようで・・・。
で、特徴でもあるA級動作なんですが、熱すぎて怖いです。
オペレーションはノーマルでも放熱窓に触ると熱い熱い・・・Class Aだと溶けるんじゃないの?ってぐらい熱い。
ほかの方のを見ても熱いようなのでこんなもんなんでしょう。
この放熱窓をプラにしたのは火傷防止かしら?ヒートシンクは焼肉が焼けそう。
音はもう文句なしに良いです。
この良さは曲間の無音の瞬間にはっきりと理解できます。まさに無音なんです。
Sansui AU-D907X

Sansui INTEGRATED AMPLIFIER AU-D907X
1984年発売、標準価格189,000円。
サンスイ独自の差動バランス入力段、バランス・フィードバック、バランス電源、ダイヤモンド作動回路をバランス化したツインダイアモンドバランス差動回路で構成されたXバランスアンプ構成のノンアースDCプリメインアンプ。
その後のαシリーズへと続くバランスアンプの基礎となったモデルです。
フォノ入力にダイヤモンド差動DCアンプHi-PrecisionイコライザとMCトランス(High、Low切替可)を採用、トランスは米マグネティック社製スーパーパーマロイコアを用いたモノラルタイプ。
シャーシは銅メッキ、サイドウッドはミラー仕上げ。ブラックとシルバー、2色のカラーバリエーションがありました。
下位機種であるAU-D707Xとまったく同じデザインでLOUDNESSボタンがCD DIRECTになっているのと7が9にかわってるだけで遠目には同じアンプ。もう少し差が欲しいところです。
オクで入手。相場よりかなり安めでしたが、傷の少ない良品でした。
音は出るものの、左右で音のバランスが偏っていたので各スピーカーリレーの接点を清掃。

背面。CDダイレクト入力はセレクターを介さないらしいですが意味があるのかはちょっと不明・・・。
プリとパワーの分離は出来ません。
評価が高くいまだに高値で取引されるこの機種、音のほうはややドンシャリ。
エッジのやわらかいスピーカーだとやや低音がブーミーでこもった印象。スピーカー次第で低音に芯が1本通り、同時にマスクされていた細やかな音を感じることが出来ます。
ただウォームな印象はなく全体的に音が硬い。いかにもCD黎明期のアンプといったところ。
繊細ではなくダイナミックな音質ですので、好みや相性がはっきりとしたアンプだと思います。
OTTO DCA-650

SANYO OTTO STEREO AMPLIFIER DCA-650
1973年発売、定価71,800円。
使用するパーツから吟味し、優れた特性を実現したプリメインアンプ。
おそらくオットーのなかで一番力の入ってるプリメインアンプかと思われます。
出力は8Ω時45W+45W。マイクミキシングつき。
変わった機能として、スルーレートが5、20、10V/μsに切り替えできます。
1974年度グッドデザイン賞受賞してます。
音出た、ほか未確認とのことでしたが、動作に特に問題なし。
梱包があまりよくなく、電源スイッチがへし折れていましたので補修しました。

背面。しっかりとショートピンが残ってます。
音はですね、最高です。
「OTTO、トランジスタ技術を駆使し真の音を追及する優れた音楽装置の称号」と宣伝してただけのことはあります。
特にこれといった特徴ある音でもないですが、とにかく聴いていて心地よいです。
外観も突き板仕上げのサイドパネルとヘアライン仕上げのフロントパネルで高級感あり。ずらりと並んだスイッチが多機能を予感させます。
追記で中身+スイッチの補修。
707i
SANSUI AU-α707i

SANSUI INTEGRATED AMPLIFIER AU-α707i
1987年発売、定価129,000円。
山水07シリーズの中堅アンプですね。
α-Xバランスサーキットを採用、まー要するにバランスアンプ構成ですな。
音出ずとのことで宮崎県から飛んできました。
届いたときはノブが真っ茶色、フロントパネルは手垢まみれ。おいこれゴミ捨て場から拾ってきたやろ、な見た目。
とりあえず中をかるく清掃&焼けてる部分がないことを確認して電源入れてみるとやや長いブランクがあってリレーが動作。じんわりボリュームをあげていくと
・・・一応音でますね。
リレーの接触不良らしく音が小さくなったり歪んだり、場合によってはまったく出なくなったり、たぶん音出ずはこれのことでしょう。
それ以外は細かな接点不良がありますが概ね良好。とってもタバコくさいですけども。
ということでリレーの清掃で動作品となったのでした。
元がものっそい汚かったので気合入れて清掃しましたがヘアライン部の腐食もありあんまり綺麗になりませんでしたorz

背面。バランス入力(パワーアンプダイレクト)が目立ちます。バランスアウトのプレーヤーがないので使えるかは不明。
PHONO、CD、TAPE1、DIRECTのコネクターは金メッキです。
音の方は607iにくらべ低域、高域ともに余裕が感じられ、チャンネルセパレーションも明らかに向上しています。
ご提供いただいた なかしょー さんにはこの場を借りてお礼申し上げますm(_ _)m
追記でリレーお掃除。久しぶりでなかなか楽しめました。







